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京都、やっぱ良いなあ - 「私の大好きな京都」

とっても京都欲をそそられるZINEを買いました。

こちら、黒蜜おもいで本舗さんの「私の大好きな京都」というZINEです。

 

作者さんの「京都での思い出を記したもの」であり、

「記録」であり、「ラブレター」でもあるというこの本、

読んでるととっても心が賑やかになってきます。

 

京都へは観光シーズンで人が賑わうときぐらいしか足を運んだことはなく、

(5年前から年2回ぐらい..)

だいたいそのときに感じるのは

  • 『暑い or 寒い』
  • 『混雑している or 静寂』
  • 『写真撮りたいけど、撮るとなんか違うんだよな or 甘味は文句なしでインスタ』

 

ってな感じで、

ふつうに非日常として京都に行って、

福岡に戻ってから「ああ..また明日から日常ね...」って

落胆するのがお決まりですね(´;ω;`)

 

なので、京都に住んでいるとか京都の近くに住んでいる人たちが

羨ましくてしょうがありません。

 

さてこの「私の大好きな京都」ですが、

とってもお気に入りポイントが高かったです。

 

箇条書きします。

 

 

その1. 京都が大好きだ

最初のページをめくると、

ちっちゃくてかわいらしい動物さんがちょこんと登場します。(買ってください)

 

 

そのままスッとページをめくると、

作者さんと京都についての短いストーリーが載っています。

 

京都を好きになったキッカケや、

いつの間にか京都が大切な「人」になっていたことなど、

この冊子がただの京都紹介本ではないことがここからすごく伝わってきました。

 

何より、、

 

わかる!!!!!(×100)

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ってなってしまいました。

 

 大切なひとがその土地に住んでいるから、

会いに行くために何回も訪れるうちに場所ごと好きになってるってパターン、

 

まさしく自分にも当てはまる思い出があるのでとっても共感しました。

 

 

これまで全く知らなかった場所なのに、

その人と一緒に行ったという思い出が結びついた途端に

聖地のように尊くて愛おしい場所になるんですよね.....

 

 

その 2. 自分の大切な場所ってどこだ

この本は「京都」にフォーカスされた本なわけですが、

一ページ一ページ、一枚一枚の写真、それぞれの言葉は、

作者さんそのものと言っても言い過ぎではないぐらいに

馴染んだものに見えました。

 

作者さんはご縁があって

今も東京と京都行ったりきたりされているそうですが、

 

本中の「思い出の場所」も

きっと何度も何度も行ったんだろうなあと勝手に想像が膨らみました。

 

 

思い出、何も旅行ガイド本に出てくるような

桜が満開のシーンや雪景色のシーンだけじゃなくて、

 

今まさに酔っ払ったオッサンが唾を吐き出して汚くなった道路も

大雨の中水たまりを通ったトラックがはねた水しぶきでビショビショになることも

全部思い出ですもんね...。

 

 

鮮やかな思い出もあれば、

写真に残しとかないと忘れちゃうだろうなって思い出もあって、

それらが折々の写真と、手書きの文字であらわされてます。

 

ぼくも好きだなあ、京都。

改めて気づかせてくださってありがとうございます。。

ZINEってこんな感情移入するものだったっけ...

 

その3. 自転車は思い出じゃなくて未来

表紙にも載ってます自転車。

てっきりどなたかに借りたものかと思いきや、

京都での生活をスタートさせるに当たって購入したものとのこと。

 

このZINE、過去と現在と未来と、ぜんぶ載ってるなあと、

なんか感動してしまいました。

 

いいな!ぼくも移住してやるぞ~~~!!!!

 

 

終わりに

フリーペーパーとかZINEとかを取り寄せたりすると、

手書きのメッセージが封入してあるパターンがありまして、

とってもジーーンと来てしまいます。

 

ひょっとしたらZINEやフリペよりも

この手書きメッセージの方が楽しみだったりして...

 

とにかく、とっても京都に行きたくなるZINEでした。

 

 

おしまい

 

「私の大好きな京都」表紙

「私の大好きな京都」表紙